まちのどまんなかで狩りの遊び
こんにちは、おかむ~です。
普段円山公園の一角で「プレーパーク」というだれでも気軽に参加できる遊び場の活動を行っているご縁で、この夏コタンペップロジェクトのお手伝いをしています。
9月17日、歩行者天国のイベントに出展したプレーパークの中に、コタンペップロジェクトの狩りの遊びゾーンを設けたところ、SIAFカラーに彩られた遊び道具は、街ゆく人の目を惹き、たくさんの子どもたちが遊んでいきました。
アイヌの人々が遠くで狩りをする時に使った小屋「クチャ」(今回は今時らしく?!銀紗で覆ってあります)につくった的にめがけて、弓矢を放ちます。やってみたい子が長蛇の列をなしていました。
二股の枝やシカの角で輪を受ける投げ輪遊びは、何度も繰り返し遊んでいく子どもたちの姿がありました。
けん玉は、なかなか難しかったけど偶然性を楽しめましたよ。
アイヌの子どもたちは、このような遊びを通して、将来の生業の技を自然と身につけていったそうです。子どもは大人の真似事が大好き。真似ることを楽しむ中で、生活の知恵をたくさん学んでいます。まじめな遊びも、ふざけた遊びも、時間を忘れて熱中する時間も、なにもしないであれやこれや考える時間も、大事にされる世の中になるといいなと私は思っています。
この夏は円山の歴史やアイヌの人々の暮らしの知恵など、いろいろ学び、いろんな人に出会い、楽しかったです。SIAFもそろそろクロージング、ここでの出会いが次の未来につながるといいな。
出張したイベント名:「まちの文化祭だい・どん・でん!」
主催:札幌大通まちづくり株式会社、(公財)さっぽろ青少年女性活動協会